【目次】
特集 子どもの権利をどう守るか《こども家庭庁始動》
巻頭言 子ども・若者の権利を実質的に担保するための方法/梶野光信
アプローチ1 実践に活かす方途を見いだす
●論考・調査・報告
①子ども虐待予防支援の課題/山縣文治
②子どもの声を聴く意味/林大介
③ヤングケアラー・若者ケアラーへのまなざしを/田中悠美子
④逆境的体験を経て大人になる子どもの自立支援/石田賀奈子
アプローチ2 導入のヒントを得る
◆実践事例
①子どもたちの声を聴くこと、多様性を認め合うこと~重大事態をきっかけに始まったピンクシャツデー/坂本大輔
②すべての子どもたちが生きる力を育む遊び場~コンセプトは「生きる力」「インクルーシブ」「地域共生」/色部正俊
③児童養護施設と大学が連携する福祉教育プロジェクト~「お料理の会」をはじめとした子どもの参加機会と参加者の学び/吉田祐一郎・岡出多申
◆NPO/社会福祉法人の挑戦
①スポーツ振興と選手支援、そして介護職確保/稲葉裕二
②家庭でのキャリア教育を後押しする/小見まいこ
アプローチ3 学校現場のリアルを可視化する
■わたしの指導案
子どもの遊びの意義を問い直す~子どもが体験すべき危険なこと提案/小山田祐太
■子どもを育む多職種協働
子どもたちの権利を護り、健全な育成を育む福祉教育実践~交野市社協と女子少年院の協働による福祉共育実践/新崎国広・各務正敏
■高大連携事業
高大連携による福祉の学び[その2]高校側からみた高大連携実践②/吉田高子
アプローチ4 学びの多様性から福祉と教育の接近性を吟味する
◎ふくし原論
ふくし教育原論/原田正樹
◎ふくし最前線
児童養護施設で暮らす子どもの権利擁護~現場最前線での思い/桑原教修
アプローチ5 特集テーマの広がりを捉える
◇図書紹介
①米澤好史『やさしくわかる!愛着障害』/奥山留美子
②鶴石悠紀『こんにちは、民生委員です。』/馬川友和
③サンドラ・ヘフェリン『ほんとうの多様性についての話をしよう』/小林洋司
④河内崇典『ぼくは福祉で生きることにした』/髙木 諒
◇イベント・動向
季刊『ふくしと教育』のご案内・2024年度のラインアップ
アプローチ6 「ふくし」の問いを当事者との対話から深める
□ふくし対話「この人と語る」
子ども・若者アドボカシー~子ども・若者に社会参画の機会を/村上徹也・両角達平・梶野光信
巻末言/渡邊一真