ふくしと教育 通巻37号

  • 【目次】

    特集 重層事業と地域共生社会をめざす福祉教育

    巻頭言 他者と協働して新しい価値を生み出すこと/永田 祐

    アプローチ1 実践に活かす方途を見いだす
    ●論考・調査・報告
    ①参加支援と地域づくりの結節点としての福祉教育の意義/川島ゆり子
    ②地域の担い手と重層事業/上野山裕士
    ③教育と福祉の連携によって誰も置き去りしない地域へ/菱沼幹男
    ④福祉教育の理念と実践を重層事業に生かす/渋谷篤男

    アプローチ2 導入のヒントを得る
    ◆実践事例
    ①半田中学校区における実践型ふくし共育の取組~多機関連携会議による実践型ふくし共育~/加藤 恵
    ②地域の課題解決に向けたつながりづくり~和歌山市社協が取り組む重層的支援体制整備事業~/田中ひとみ・左巴誠人
    ③子どもの地域活動への参加から考える~総合支援の地域拠点「ふくしあ」を活かした取組~/前田 綾
    ④氷見市の重層事業における地域づくりと福祉教育の関係~支えながら主体性を高め、支援の輪を広げる地域づくり実践~/森脇俊二
    ◆NPO/社会福祉法人の挑戦
    ①みんなござ~れ!高校とつながる共生のまちづくり/吉田 理
    ②愛徳園が行う地域貢献活動/南部 光

    アプローチ3 学校現場のリアルを可視化する
    ■わたしの指導案
    ①出会いの工夫で生まれる「福祉」の芽生え~見る視点を障がいから、その人自身の良さへ~/福丸美江
    ②精神障害者のパブリックスティグマ低減に向けた授業/松本すみ子
    ■子どもを育む多職種協働
    だれも“ひとりぽっち”にしない社会の創造に向けて~豊中市社会福祉協議会における学校と福祉の連携~/新崎国広・勝部麗子
    ■高大連携事業
    これまでの高大連携の取組と今後の在り方について/長尾勝恵

    アプローチ4 学びの多様性から福祉と教育の接近性を吟味する
    ◎ふくし原論
    今、なぜ、福祉教育・ボランティア学習を推進するのか/野尻紀恵
    ◎ふくし最前線
    高等学校における福祉教育 これまでの取組とこれからの福祉系高校~高校時代に福祉を学ぶ意義~/矢幅清司

    アプローチ5 特集テーマの広がりを捉える
    ◇図書紹介
    ①東京都社会福祉協議会『重層的支援体制整備事業 実践事例集』/田村禎章
    ②室田信一ほか『コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践』/秋元みどり
    ③山竹伸二『ひとはなぜ「認められたい」のか』/楠 聖伸
    ④村田和代『優しいコミュニケーション』/渡邊一真
    ◇イベント・動向
    日本福祉教育・ボランティア学習学会第29回新潟大会の話題

    アプローチ6 「ふくし」の問いを当事者との対話から深める
    □ふくし対話「この人と語る」
    福祉が教育する~共生社会への接点を探す福祉教育~/田村真広・奥山留美子

    巻末言/渡邊一真

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