【目次】
特集 コロナ社会のふくしボランティア学習の価値
巻頭言/野尻紀恵
アプローチ1 実践に活かす方途を見いだす
●論考・調査・報告
①「ゆらいだボランティア活動」の価値の問い直し/妻鹿ふみ子
②コロナ禍におけるボランティ活動から見えてきたこと/堤 拓也
③福祉教育・ボランティア学習におけるコロナ禍3年間の動向/渡邊一真
アプローチ2 導入のヒントを得る
◆実践事例
①コロナ禍の地域連携で学校の伝統行事は甦った~山形一中開校以来の伝統行事「体力別遠足」~/田中 克
②コロナ禍で気づかされた福祉教育の展開~新たな生活様式に対応した地域福祉実践からの気づき~/小笠原志朗
③コロナ禍で実装した「デジタル・リフレクション」の活用事例~学生と教員の授業コミュニケーションの在り方をめぐって~/田村禎章
④『想いをかたちに』コロナやからって、立ち止まってられへんし。~コロナ下でのボランティア体験プログラムは進化し続ける!~/大阪府ボランティア・市民活動センター
◆NPO/社会福祉法人の挑戦
①コロナ禍での福祉教育への取組/岩崎好宏
②宮城発防災ゲーム教材の開発/菅原清香
アプローチ3 学校現場のリアルを可視化する
■わたしの指導案
①当事者と共に探究する“見えない”が見えてくるバリアフリー学習から授業プラン「聞いて触ってしあわせさがし」にこめた全盲講師の眼~/渡邊健一
②高校福祉科における学習指導案の要点~観点別学習状況の評価の4観点から3観点への整理ポイント~/小澤登生男
■子どもを育む多職種協働
災害支援からつながるICTを活用した福祉教育実践/新崎国広・新宅太郎
■高大連携事業
高大連携による福祉の学び[その2]高校側からみた高大連携実践/茶木正幸
アプローチ4 学びの多様性から福祉と教育の接近性を吟味する
◎ふくし原論
〈ふくし〉を実質化する福祉教育・ボランティア学習とは/松岡広路
◎ふくし最前線
社会福祉協議会が子ども食堂を支援し、協働する意義について~社協が子ども食堂支援に取り組む4つの志向~/所 正文
アプローチ5 特集テーマの広がりを捉える
◇図書紹介
①木村博史『オンラインシフトの教科書』/田村禎章
②樋口直美『「できる」と「できない」の間の人』/奥山留美子
③東畑開人『聞く技術 聞いてもらう技術』/楠 聖伸
④松本すみ子『身近な社会課題に挑むメンタルヘルス福祉教育』/渡邊一真
◇イベント・動向
日本福祉教育・ボランティア学習学会第29回新潟大会の案内
アプローチ6 「ふくし」の問いを当事者との対話から深める
□ふくし対話「この人と語る」
コロナ禍の不安に寄り添い、地域福祉活動について考える機会をつくる~大阪市社協『集まれなくてもつながる方法』の取組~/田淵章大・上野山裕士
巻末言/渡邊一真
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