【目次】
特集 私の居たい場所
巻頭言 私の居たい場所 その本質と構成要素とは何か/吉田祐一郎
【アプローチ1】実践に活かす方途を見いだす
●論考・調査・報告
①居場所ある生を生きる/阿比留久美
②豊かに歳を重ねるために求められる「居場所」とは?/澤岡詩野
③なにげない会話/さりげない関わりから生まれた居場所と自治/竹内友章
④ウクライナの人たちにとって、日本は居たい場所となり得るか/花村カテリーナ
【アプローチ2】導入のヒントを得る
◆実践事例
①100歳まで働ける職場づくり~何歳になっても役割があり、地域の人と関われる場/桑原静
②島の子どもたちを支える、あたたかい居場所~徳之島の子育て支援「がじゅまるの家」の取組/野中涼子
③高校生が研究活動で見つけた福祉の魅力~日常生活に彩りを/長井雄作
④デイサービスが居たい場所になる~「役割のある居場所」が多様なつながりをつくる/河本歩美
◆NPO/社会福祉法人の挑戦
①やんちゃ寺にあるのは「ありのままの自己受容」/佐藤すみれ
②「全ての人のための生産的な仕事」ディーセント・ワークを実現できる農場をめざして/植田剛司
【アプローチ3】学校現場のリアルを可視化する
■わたしの指導案
①子ども一人一人のウェルビーイングが高まる学習活動をめざして/石堂裕
②グループワークで地域課題の解決について理解する/真田龍一
■子どもを育む多職種協働
お節介のススメ。ホッとできる居場所づくりを目指して。~四日市市社会福祉協議会の取り組み/新崎国広・六代滋
■高大連携事業
大学生による高校生を対象とした福祉教育実践~高大接続事業の取組を通して伝える〈ふくし〉/藤田久美
【アプローチ4】学びの多様性から福祉と教育の接近性を吟味する
◎ふくし原論
福祉教育・ボランティア学習の根っこにあるノーマライゼーション/野尻紀恵
◎ふくし最前線
Well-beingの実現に求められる場とは~地域に広がるコンヴィヴィアルな場づくりに向けて/吉村輝彦
【アプローチ5】特集テーマの広がりを捉える
◇図書紹介
①レイ・オルデンバーグ『サードプレイス』/堤拓也
②髙田一宏『新自由主義と教育改革』/梶野光信
③山田洋次『学校』/渡邊一真
④吉井妙子『天才を作る親たちのルール』/田村禎章
◇イベント・動向
『ふくしと教育』リニューアルのご案内
【アプローチ6】
□ふくし対話「この人と語る」
私の居たい場所 サードプレイスを創る/佐藤杏香・八木昌文・清水司・澤井正弘・南川真緒・後藤聡美
巻末言/渡邊一真