<目次>
■第I部 特集 「語り」をめぐる福祉教育・ボランティア学習の可能性
●序論 課題別研究としての取り組みと軌跡
高知大学 三ツ石行宏
●研究論文 福祉系高校における当事者の「語り」の可能性
―高校教員へのインタビュー調査―
山形県福祉教育・ボランティア研究協議会 奥山留美子
人間環境大学 岡多枝子
●研究論文 当事者の「語り」による福祉教育・ボランティア学習プログラムにおける「媒介者」の機能
日本社会事業大学 菱沼幹男
日本社会事業大学 倉持香苗
日本社会事業大学 島津屋賢子
●研究論文 福祉教育・ボランティア学習における語り継ぎの可能性
―被災体験を聞いた大学生の語り継ぎプロセスに着目して―
埼玉県立大学 川田虎男
●研究論文 ハンセン病問題における語りの諸相
―語りをめぐる葛藤に注目して―
日本福祉大学 小林洋司
●研究論文 精神障害の経験をもつ当事者の「語り」が拓く福祉教育の可能性
東京国際大学 松本すみ子
福井県立大学 岡田隆志
●研究論文 「語り」をめぐる福祉教育・ボランティア学習に関する研究の現状と展望
高知大学 三ツ石行宏
■第II部 投稿論文
●研究論文 マルチステークホルダーズの相互学習に資する空間の検討
―「第三空間」の理論を用いて―
神戸常盤大学 尾﨑優子
●研究論文 知的障害青年学級実践とその機能
―A知的障害特別支援学校 50 年の実践より―
尚絅大学 尾関美和
鳴門教育大学 高橋眞琴
●研究論文 聴覚障害教員と聴教員の協働による聴覚障害理解教育
―特別支援学校(聴覚障害)の聴覚障害教員と聴教員の視点より―
兵庫教育大学大学院 連合学校教育学研究科 中西裕子
●研究ノート 障害者の文化芸術活動と障害認識の向上をつなぐ学び
―文化的価値創造性をめぐる意識調査結果からの考察―
神戸大学 津田英二
●研究ノート 介護等体験の意義に対する社会福祉施設と大学の認識の違い
―社会福祉施設への質問紙調査を通じて―
四天王寺大学 丸岡稔典