<目次>
■特集/多文化共生とボランタリズム
●序論 研究の全体像と各論文のガイドライン
国際医療福祉大学 大石剛史
●研究1 多文化共生のための福祉教育・ボランティア学習のあり方の批判的検討
─交流・創成型多文化共生概念、越境性のボランタリズム、ケアリングコミュニティの理論を用いて─
国際医療福祉大学 大石剛史
●研究2 多文化共生と非営利・協同組織 ─教育・労働の視点から─
金城学院大学 朝倉美江
●研究3 多文化共生を促進するボランタリズムの意義
─「非権力性」「主体性」に着目したvoluntaryism─
順天堂大学 松山 毅
●研究4 多文化交流におけるコンヴィヴィアルな空間の意味
─〈当事者性の邂逅〉に着目して─
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科博士課程後期課程 後藤聡美
●研究5 福祉教育・ボランティア学習における「対峙」の創生
─「多文化」共生の実質化を目指して
日本福祉大学 小林洋司
●研究6 外国人介護通訳者の主体性と文化媒介力に関する研究
─多文化共生を促進させる福祉教育・ボランティア学習の発展を目指して
新見公立大学 高杉公人
●研究7 多文化共生とボランタリズムを実質化するプラットフォーム
─親密圏と公共圏を紡ぎ地域で支え合いを可能とする空間づくり─
十文字学園女子大学 佐藤 陽
■研究論文
●ワークキャンプにおける複数の役割経験から生じるゆらぎの意義
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科博士課程後期課程 堤 拓也
■研究ノート
●日本の大学教育におけるサービス・ラーニングが受入団体に及ぼす影響に関する研究
─筑波学院大学オフ・キャンパス・プログラム15年アンケート結果を事例として
茨城大学/筑波大学大学院 人間総合科学研究群教育学学位プログラム博士後期課程
武田直樹
● 「有償ボランティア」における謝礼金がもつ課題と可能性
─日本における高齢者向け生活支援サービス提供活動に焦点を当てて─
千葉商科大学 齊藤紀子